業務用脱毛機の修理について解説|運用コストを抑える5つのポイント

業務用脱毛機の修理について解説|運用コストを抑える5つのポイント

こんなお困りごとありませんか

  • 脱毛機の調子が悪い
  • 年月が経ち、いつトラブルが起きるかわからず不安
  • 修理したいけど、販売会社と連絡がつかない
  • 保証期間が過ぎ、メーカーでの修理費が高額になり悩んでいる
  • 過去に修理に出した際、業者の対応に不満があった
  • 壊れたままになっている脱毛機を修理して使いたい
  • 修理と買い替え、どちらにすべき?

脱毛機が故障してしまい修理先を探している方
使用中の脱毛機の動作に不安がある方
購入前に情報収集している方

これらの方に役立たせていただける、業務用脱毛機の修理について解説いたします。
開業のため脱毛機の購入を検討している方も、購入時のチェックポイントとして知識があると有効です。

ご参考になりましたら幸いです。

もしかして修理が必要?業務用脱毛機の動作に違和感を感じた時の注意点

もしかして修理が必要?業務用脱毛機の動作に違和感を感じた時の注意点

部品の劣化は長期間使用していると必ず起こります。変化を見逃さず、「いつもと違うな」と感じた際には適切な対応が必要です。

すぐに使用を中止する

異音がする。水漏れ。急に電源が落ちるなど、通常と異なる動きや違和感を感じたら、ただちに使用を中止し、メーカーに問い合わせましょう。
継続して使用すると思わぬ事故を誘発したり、最悪の場合、火傷や色素沈着などお客様を怪我させてしまう恐れもあります

自分で直そうとする

精密機器なので、叩くなどの行為はもちろんNGです。
過去に同じような経験をし、故障の原因を予測できたとしても、分解して手を加えることは控えましょう。メーカー以外に修理を依頼すると、保証対象外になることがあります。

業務用脱毛機の修理の目安











何をしていてそのような状態になってしまったのか。マシンの状態や利用頻度、保守状況、消耗品の交換時期などの記録を残しておくと原因の特定に役立ちます。
動作に違和感を感じたら、保証書と保証期間を確認しメーカーに連絡しましょう。

業務用脱毛機「修理の流れ」

業務用脱毛機「修理の流れ」

フォレストシンフォニーの事例を用いて解説いたします。

  • STEP.01
    問い合わせ
    連絡をお受けしたら、速やかにメンテナンススタッフよりお電話を差し上げています。
    お電話で状態をヒアリングさせていただき、原因を究明します。
    症状が軽い場合は、部品交換などで対応するためにメンテナンススタッフの訪問日時を調整し、難しい場合は最短日程にて代替機を発送します。
  • STEP.02
    代替機を発送
    即時全国に配送できるよう体制を整えています。
  • STEP.03
    ご依頼機をお預かり
  • STEP.04
    修理・メンテナンス
    1~2週間ほどお預かりして修理・メンテナンスを行います。
    内部を点検し、動作を確認しながら原因を特定していくためお時間をいただくこともございます。
    修理が困難な場合は、買替えをご提案させていただいています。
  • STEP.05
    ご依頼機を発送
  • STEP.06
    ご確認・代替機返送
    お手元に届いたら動作の確認をしていただき、問題がなければ代替機を返送いただきます。

業務用脱毛機の修理費について

業務用脱毛機の修理費について

保証期間内であれば、機器本体に限り無償対応です。
しかし、故意による破損や、過失によるものは有料となる場合もあります。

  • 機器を転倒またはぶつけてしまった
  • ハンドピースを落としてしまった
  • ショートした
など、物損故障は保証対象外です。

業務用脱毛機の修理方式

センドバック方式

故障した脱毛機を修理工場に送るか、代替機と交換して修理します。
大型の精密機器なので、配送会社の手配や梱包に手間がかかるのがウィークポイントです。
センドバック方式にも2通りあり、メーカーによって異なります。

後出しセンドバック方式 お客様が先に故障機を発送し、修理・交換して送り返す方法
先出しセンドバック方式 販売会社が先に代替機を発送し、入れ替わりで故障機を送り返す方法

故障は突発的に起こることが多く、スピード感が重要です。
先出しセンドバック方式であっても担当者と連絡がつかなかったり、発送に時間がかかったりすれば意味をなしません。メーカーによってスピード感が異なるものの、事前に把握するのは難しいのが現実。利用者の口コミを調査し、判断すると良いでしょう。

送付するもの

  • 業務用脱毛機本体
  • 保証書
  • 付属品

オンサイト方式

故障の連絡を受けると専門スタッフが機材や用具をもってお客様のもとに駆けつけ、その場で修理・交換を行います。出張修理、訪問修理とも言われます。
迅速に現場に出向いてすぐに状態を判断できるので、緊急性の高いトラブルなどで重宝され、損失を最小限に抑えられます

人手がかかる分、

  • オンサイト方式に対応しているものの電話がつながらない
  • 出張手配に時間がかかる
  • 夜間や休日は対応していない
  • 出張費で費用が高額になる

と、体制が整っていないと十分に機能していないこともあるようです。

フォレストシンフォニーでは、専門のメンテナンススタッフが常時、大阪・東京支社に待機しており出張費用もかかりません。(保証期間内のみ)

どうして、故障時のサポートが重要?

日本製、海外製問わず脱毛機を扱うメーカーも多く、子供、メンズ、介護と脱毛が普及した今、一般の方も手が届きそうな価格の機器から、500万を超すものまであったりとピンきりです。

脱毛機の販売にかかるコストは

  • 本体代(部品代)
  • 工賃
  • 人件費
  • 広告宣伝費
  • サポート費

に分けられます。
メーカーによって予算のかけ方が違うので、同じ性能を持つ脱毛機でも価格差が生じます

しかし、総じて良い脱毛機とは、

  • 安全で高い脱毛効果を得られるもの
  • 売上をあげられるもの

です。

本体代が安く初期投資の回収が早くても、ランニングコストが高ければ利益は残せませんし、故障が多いと修理費がかさむ上、安定したサロン運営ができません
現に、脱毛機を買い換えるきっかけをお伺いすると

  • 思うように脱毛効果が出ない
  • ランプ交換が頻繁でコストがかかり過ぎる
  • 直ぐに故障し、その度に高額な修理費を請求される
  • 購入後のメーカー対応に不満
  • 担当者が頻繁に変わり、会社体制が不安

という方も少なくありません。

特に仲介業者を介して海外から個人輸入したり、中古の脱毛機は注意が必要です。
海外製の場合、極端に価格が安い脱毛機は連続使用を想定した作りになっておらず、業務用に適していないこともあるようです。新品で購入しても手元に届いたそばから起動しなかったり、数ヶ月で動作が不安定になったりするケースも耳にします。
新品であっても保証や取扱説明書がない場合も多く、仮にトラブルが起こってもすべて自身で対応しなければなりません。

保証は、しっかりとした品質管理のもと製造されている証です。
とはいえ、実際に市場に出さないとわからない不具合などもあるため、仮に不具合が生じた場合でも消費者を守れるように設定されています。

脱毛機は売上をあげるためのツールであり、お客様の安全も守らなければなりません。
そのため、購入にあたって故障時のサポート=保証は重視すべきポイントになります。

最近は他社との差別化のため、肌やバストケアなど脱毛以外の機能の搭載やさまざまな付加価値をつけている機器も多く、比較も難しくなっています。何に価値をおくかで選択すべき機器が変わります。

故障を避け、ランニングコストを抑えるための5つのポイント

故障を避け、ランニングコストを抑えるための5つのポイント

壊れにくい脱毛機を選ぶ

信頼度が高く、安心できるといったイメージを抱きやすい日本製。
しかし、日本製といってもパターンがあり「日本製=壊れにくい」とも言えません

純国産 部品・開発・製造のすべてが日本国内で行われている
大量開発・大量製造が難しいため、価格が高額になりやすい。
国産 海外から部品を取り寄せ、日本で組み立てている。
開発費がかかっていないので、純国産よりも安価で導入できる。

同じように、高い基準で製造された性能が優れている海外製の脱毛機も存在します
海外製はサポート面で懸念されやすいものの、

  • 国内に代替機や部品が存在するか
  • 故障した際の修理はどこで行うのか
  • 輸入時、有識者によるチェックがなされているか

で判断できます。
故障しやすい部分を把握し、どのような対策をなされているか確認すると良いでしょう。

業務用脱毛機の故障要因例

コンデンサーの容量 コンデンサーは電気を蓄えたり放出したりする部品で、容量が少ないと十分な電気を貯められず、パワー不足に陥ります。
また、電気容量が低いと大きな負荷がかかり、機器の故障に繋がります。
内部構造 内部構造がスカスカ、配線がバラバラなど雑な作りだと発火・発煙などの危険があります。
水回り設備 水回りの構造やろ過装置の有無。
ハンドピースの数が多いほど流水経路が増えて故障リスクが上がり、流水フィルターに埃が溜まると、冷却機能が低下しやすくなります。
電圧 発光時の過度な電圧による故障を防ぐための対策がなされているか。
ハンドピース 持ちやすさ、強度のある仕様になっているか。
施術中に落としたり、ぶつけたりしやすく、保護ホースは破損すればハンドピースごとの交換が必要で、数十万になることもあります。

保証が充実した機器を選ぶ

故障はある日突然起こるもの。その時の対応は、サロンの信頼にもつながります。
国内のメーカーの多くは保証期間が設けられていますが、同じように記載してあっても実質的な内容は異なることが多いようです。

  • 保証の範囲(どこまでが無料)
  • 保証期間後のサポート(保証後のメンテナンス料金など)
  • 過去のトラブル例

を、確認しておくと安心でしょう。

保証期間 長いと安心ですが、保証期間中に会社が存在していなければ意味をなさず、頻繁に故障していてもまともに運営できません。
販売会社の経営状況や購入者の口コミも参考にしましょう。
保証内容
  • 代替機(レンタル代の有無)
  • 故障時の対応(検査費・発送費・修理費)
  • 在籍者数
  • 営業日時(土日祝日・夜間対応の有無)
  • 出張修理の有無

使用方法を守る

取扱説明書に目を通し、注意点を守って正しく使用しましょう。
同じ機器でも使用頻度設置環境に応じて変動します。
マニュアルには安全・安心に長く脱毛機を稼働させるために定められています。
脱毛機の故障、効果へも影響します。

適正にメンテナンスを行う

脱毛サロンにおいて、脱毛機が動かなくなれば売上をあげられず、損失を被ります。
予防整備として故障する前に部品や消耗品の取り替え、機能、性能を維持・管理してトラブルを未然に防ぐことがなにより大切です。休業日や時間外に行えば、営業に支障をきたすこともありません。

適切にメンテナンスを行うことで脱毛機の寿命を伸ばすことができる上、日常的に点検を行っていると不具合の兆候を早めに発見でき、突発的なトラブルの発生率を下げれます。
使用前・使用後の常備点検や定期点検を徹底することが故障を減らし、安全性を保つ唯一の方法です。

メンテナンスマニュアルを参考に、スケジュールをたてて実行しましょう。
休業日や営業時間外に行っておくことで、支障をきたすことはありません。

定期メンテナンス 1週間単位の日常点検から、1年単位の年次点検まで、期間を定めて定期的に行うメンテナンス。
予防メンテナンス 安定に稼働させるために、不定期で行うメンテナンス。
脱毛機自体に直ちに影響はないものの、先々で支障が出ることが予想される場合に、先回りして保全を行います。
定期メンテナンスより必要な箇所を絞ったメンテナンスです。
事後メンテナンス 故障が発生してから対処を行うメンテナンス。
該当箇所を修理して、設備を復旧させます。
業務用脱毛機のメンテナンス例

頻度 方法 詳細
毎日 拭き掃除 本体やハンドピースなどの汚れやほこり、ジェルが溜まりやすい部分をきれいに拭き取り、除菌
フィルター掃除 ホコリをとり目詰まりを避ける
月に1回 冷却水交換

定期的にメーカーにメンテナンスを依頼する

部品の摩耗や劣化は、日常点検で見つけることはできません。
適切にメンテナンスを行っていても、外観から確認できていない部分でもホコリがたまったり、パーツが老朽化したりと摩耗が進んでいて、点検を怠れば漏電、発煙、発火などの事故につながる恐れがあります。

部品の劣化は、長期間使用していれば必ず起こります。
定期的なオーバーホール等で、消耗品の交換時期を逃さず、老朽化による機器トラブルを防ぎましょう。

フォレストシンフォニーが選ばれる理由

フォレストシンフォニーが選ばれる理由

フォレストシンフォニーでは、取り扱うすべての脱毛機は国内点検・国内修理を行っており、大阪本社・東京支社にはメンテナンスに精通したプロのスタッフが常駐しています。

故障しない機器は存在しませんが、営業が停止してしまうリスクを回避することは可能です。
当社では、安心してサロン運営を行っていただきランニングコストを抑えるためにも、導入後のメンテナンスに力をいれています。

サロン様ごとに担当者がつき、出張メンテナンスも対応しているので、急なお困りごとがあった際でも北海道から沖縄まで、全国各地、早急に対応しています。

流行りはあれど、結果を出してくれる機器を大切に長くお使いいただくことがコストパフォーマンスが高く、サロン様の売上にも貢献していきます。

業務用脱毛機の買い替え時期はいつごろ?

業務用脱毛機の買い替え時期はいつごろ?

経年劣化や使用による損耗で年々価値が減るため、資産として使用できる期間として「耐用年数」が定められています。業務用脱毛機の耐用年数は5〜7年です。
寿命を把握する目安になりますが、同じ機器でも使用頻度や設置環境によって変動します。適正な使用とメンテナンスによっては、10年、15年と現役で活躍し続けてくれるでしょう。

とはいえ、脱毛機には複数のパーツが使用されていて、そのひとつひとつが劣化していくので、年月が経つごとに短いスパンで故障を繰り返し、手間がかかるのも事実。
保証期間が過ぎれば費用もかかり、部品の入手も困難になってきます。

突然使用できなくなることがサロンにとって一番の痛手です。
担当者と相談しながら、余裕を持って買い替えを検討するのがおすすめです。

業務用脱毛機の処分方法と費用

買い替えを決断されたら、脱毛機の処分が必要です。

業務用脱毛機は産業廃棄物に該当するので、家庭用のゴミとはルールが異なります
産業廃棄物は認可を受けている業者に依頼しなければなりません。不適正な処理を行えば委託者の責任が問われ、罰金が課せられることもあります
詳細は、各自治体の環境課に問い合わせましょう。

保証が充実している業務用脱毛機

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まとめ

脱毛機を使用していると必ず経験する、機器のトラブル。
リスクヘッジ、ランニングコストを下げるためにもサポートが充実した機器を選びましょう。

ご使用の脱毛機を修理すべきか、買い換えるべきか悩まれている方。
シュミレーションを踏まえ、ご要望に沿ったご提案をさせていただきます。
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