SHR方式脱毛とは?効果や仕組みをメリット・デメリットと合わせて解説
こんなお悩みありませんか
- SHR脱毛ってどんな仕組み?医療との違いは?
- メリットやデメリットを知りたい
- 「効果がない」という口コミも目にするけど、本当?
- 新しい脱毛方法みたいだけど、危険じゃない?
これから脱毛器を導入しようと考えている方。
施術を受けようとしている方にも参考にしていただける情報を、他の脱毛器と比較しながらご紹介いたします。
ご参考になりましたら幸いです。
SHR脱毛とは
Super Hair Removalの略で、光(フラッシュ)脱毛の一種。蓄熱式脱毛とも言われています。
これまでの脱毛は高温での施術が基本で、火傷などのトラブルも多発していました。痛みが伴うのが一般的で、敏感な人は続けることができず、これらを解消できる最新の脱毛方式として登場しています。
SHR脱毛の登場で「脱毛=痛い」というイメージが払拭されてきていて、医療・エステ・家庭用ともに浸透しています。
特徴
- 40度ほどの低温の光による施術で、痛みが少ない
- 毛周期が関与しない
- 色黒、日焼け肌も施術可能
- シミ、そばかす、黒ずみなどの色素沈着の部分も対応できる
- うぶ毛や金髪にも効果を発揮する
- 連射式で施術スピードが短縮
- 低出力で肌に優しく、最短2週間に1回の照射が可能
メラニン色素にアプローチする方法は、肌への負担も大きく、毛質や肌質に制限があります。
SHR脱毛は新しい毛を生えにくくさせる「抑毛」で、対応の幅が広がります。
連射式+往復照射が可能なので、1ショットずつ隙間ができないように当てるといったスタッフの技術による照射漏れも軽減されます。
毛周期とは
毛は生えて成長し、抜け落ちてから再び生え始めるまでのサイクルのこと。
大きく成長期・退行期・休止期の3つに分けられている。
仕組み
低温で出力が弱い光を連続照射します。肌の内部に熱をこもらせて、バルジ領域という毛包に存在する発毛の司令塔を停止させ、発毛を予防します。キセノンランプが用いられているので、従来の脱毛と光の性質は同じですが、波長(肌表面から光が届く深さ)と出力、照射方法が異なります。
バルジ領域は毛根よりも肌表面近くに存在するため、温かみを感じる程度の光で熱が届き、肌への負担も軽減されています。
生えている成長期の毛には作用せず、照射後に毛が抜ける「ポップアップ現象」は起こりません。成長期が終わり、休止期、退行期を経て毛が抜け落ちる「自然脱毛」を繰り返すことで、効果を実感できます。
- 毛が生えてくるスピードが遅くなった
- まばらになってきた
- 毛が細くなった
という感じで、回数を重ねて効果を実感できるので、時間がかかると言われたりしています。
従来の脱毛方法との比較
SHR脱毛 | 従来の脱毛 | |
---|---|---|
アプローチ層 | バルジ領域 | メラニン色素 |
肌表面からの深さ | 浅い | 深い |
作用 |
これから生えてくる毛 (休止期) |
今、生えている毛 (成長期) |
ランプ | キセノンランプ | キセノンランプ |
出力 | 低い | 高い |
照射温度 | 40度前後の低温 | 70〜80度の高温 |
痛み | 温かみを感じる | 輪ゴムで弾いたような痛み |
肌負担 | 少ない | 多い |
照射後の反応 | なし(自然脱毛) | 約2週間後に抜け落ちる |
効果
金髪やうぶ毛といったメラニン色素の薄い毛にも効果があり、背中や顔、自己処理をしていない子供の施術にも向いています。もちろん、濃く太い毛にも効果があるので性別を問わず、VIOにも反応します。
唯一、男性のヒゲの施術は難航します。
効果が0という訳ではありませんが、他の体毛と比べても毛周期は短く、髪に近い性質を持つので時間がかかります。
また、SHR脱毛の効果は永久ではありません。
施術方法
連射式、高速施術の脱毛機が一般的です。
肌に負担がかからないので、往復照射することで蓄熱し、脱毛効果をUPさせます。
ハンドピースをスライドさせて照射していくので、施術時間も短縮され、全身が約60分で完了します。
施術者・お客様ともに負担が軽減され、当て漏れ防止にもつながります。
従来の脱毛方法との比較
SHR脱毛 | 従来の脱毛 | |
---|---|---|
照射方法 | 連射式 | 単発式 |
施術方法 | 往復照射で蓄熱 | 単発で重ね打ち不可 |
全身施術時間 | 約60分 | 2〜3時間 |
回数
平均10〜12回程度で、お手入れをしなくても気にならない状態まで近づけます。(※毛量や自己処理の頻度、肌状態によって変動します。)
回数自体は変わりませんが、2週間に1度と短期間でコンスタントに通えるので、最短6ヶ月と早く完了するように謳われています。
毛周期を考慮しなくても良いので、忙しい方や遠方の方、先のスケジュールが読みづらい方なども調整しやすく、ストレスなく通えます。
従来の脱毛方法との比較
SHR脱毛 | 従来の脱毛 | |
---|---|---|
回数 | 10〜12回 | 10〜12回 |
施術周期 | 2週間に1度 | 2〜3ヶ月に1度 |
完了までの期間 | 最短6ヶ月 | 最短1年半 |
SHR脱毛のメリット・デメリット
デメリット
- 効果を実感するためには回数が必要で、お客様の理解が必須
- 比較的新しい脱毛方法で経過実績データが少なく、経過とともに変化する可能性がある
- 男性のヒゲには一定の効果が出づらい
- 効果は永久ではない
メリット
- 痛みが少ない
- 短期スパンで施術でき、卒業までの期間が短縮できる
- 高速連射式で施術時間が短縮、負担が減る
- 毛質、肌質を選ばないのでターゲット層が広がる
- シミ部分にも照射でき、マーキングの手間が省ける
- 従来の脱毛機の不足を補える
- 肌への負担が少なく、安全に施術できる
- トラブルリスクを軽減できる
他の脱毛方式との違い
大きく、医療、エステ、家庭用に別れ、その中でも脱毛方式や機器によって得意な毛や部位が異なります。
種類と特徴を踏まえて比較していきます。
医療レーザー(蓄熱式/熱破壊式)
医療機関でのみ、提供されます。医師または看護師免許が必要です。
医療用脱毛機はエステ脱毛よりも出力が高い分、少ない回数で高い効果を得られ、永久脱毛として認められています。
蓄熱式はSHR脱毛、熱破壊式はIPL脱毛と類似していて、経過、顧客の状態、部位に応じて使い分けているクリニックが多く見受けられます。
医療用脱毛は脱毛に特化していて、他の効果は期待できません。
蓄熱式 | 熱破壊式 | |
---|---|---|
アプローチ層 | バルジ領域 | メラニン色素 |
照射方法 | 連射式 | 単発式(レーザー) |
施術方法 | 往復照射で蓄熱 | 重ね打ち不可 |
肌表面からの深さ | 浅い | 深い |
痛み | 温かみを感じる | 強い |
メリット | デメリット |
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IPL・SSC脱毛
70〜80度の高熱の光を照射してメラニン色素に反応させ、毛母細胞の働きに作用し抑毛します。濃く太い毛や肌が白いと高い効果が期待でき、メラニン色素の保有量や肌状態によって結果が変わります。うぶ毛や金髪には反応しません。
照射後2週間程度でいったん抜け落ちますが、成長期の毛にしか作用しません。
IPL(インテンス・パルス・ライト)にはフォトフェイシャルに使われる光が含まれていて、美肌効果も期待できます。これにプラスして抑毛成分のあるジェルを塗布するのがSSC(スムース・スキン・コントロール)で、苦手とするうぶ毛にも働きかけます。
メリット | デメリット |
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LED脱毛
LEDランプを使用した最新の脱毛方式。
無駄な光をカットしたことで、肌に負担をかけずにバルジ領域と毛母細胞の両方にアプローチし、高い脱毛効果を発揮します。
毛質、肌質を選ばず、これまでの双方の弱点をカバーする脱毛方法として注目されています。
メリット | デメリット |
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SHR脱毛の導入はこんな方におすすめ
- 未経験の方
- 施術負担を減らしたい方
- 肌質改善や敏感肌専門サロンなど、仕上がりにこだわりたい方
- トラブルを避け、安心安全にサービスを提供したい方
- 脱毛にとどまらず、他店にはない付加価値を提供したいと考えている方
- クロスセル提案、ベッドの回転率を上げて、単価アップを図りたい方
- 子供、敏感肌、メンズ、介護と、幅広い層のリーチを獲得したい方
SHR脱毛の危険性と注意点
敏感肌やアトピーの方も施術でき、短い周期で照射できるSHR脱毛は、低出力で肌負担が少ない脱毛機です。
火傷や毛包炎といったトラブルを起こす可能性が低く、安全性が高いと言えます。
注意点は、脱毛機によって白髪やメンズのヒゲへの効果を謳っている場合があることです。
フォレストシンフォニーでは、白髪やメンズのヒゲへの施術は、十分な効果をお約束できないため推奨していません。
導入後、お客様に提供してからトラブルにならないように注意が必要です。
SHR脱毛についてよくある質問
毛周期によって自然脱毛した毛の発毛が抑制され、回数を重ねるごとに毛が生えてこないことを実感していきます。
数回では効果を実感しにくいため、5回程度は様子をみていただく必要があります。
機能が搭載されていなくても、自己処理の頻度が減れば負担も減りますし、毛がなくなることで菌が繁殖しにくく荒れしにくくなり、毛穴が引き締まってきれいに見えやすくなります。
うぶ毛がなくなることで、トーンアップ効果も期待できます。
医療用と比較すると出力は劣るので時間がかかるものの、費用を抑えられ、仕上がりにこだわる方に人気です。
ホルモンバランスの変化、照射をやめるとなどで再び生えてくる可能性があり、永続的な効果の保証はされていません。
一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること
FDA(アメリカ食品医薬品局)
最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であれば永久脱毛と認める。
AEA(米国電気脱毛協会)
効果の感じ方や抜けるまでの過程が異なるので、実感できないまま途中で辞めてしまう方がいるのかもしれません。
適切な施術を行えば脱毛効果は得られます。
ただし、男性のヒゲは他の体毛と比べて毛周期が長いので、一部のSHR脱毛器では相性が悪く推奨していないものもあります。
そのため、肌の奥深くまで熱を届ける必要がなく、結果が得られる最低限の出力におさえられています。
出力を上げると肌へ負担がかかるので、トラブルリスクも軽減されます。
同じ症例は存在しないので、肌質、毛質などお客様お一人お一人に適した機器を選ぶのが最善です。
あらたに脱毛事業を展開する方、買い替えを検討されている方は、最新のLED脱毛器なら1台で対応できます。
おすすめのSHR脱毛機
当社が取り扱う、人気のSHR脱毛機をご紹介します。
Photo Body mini
IPL、SHRの両方の機能をあわせ持つ脱毛機。1台で幅広いお客様の悩みに対応できる人気の複合機です。
状態にあわせて最適な施術を提供でき、高い脱毛効果を得られます。
フォトフェイシャルの機能も持ち合わせていて、脱毛だけではない仕上がりにこだわったサロンの構築の一役を担います。
導入サロンの声
山口県 aging care salon cee様
- 機器を選んだ理由(気に入ってる点)
- シミケアでお世話になっていて、営業の方から良い脱毛器があると聞き、毛もちゃんと抜けるしフォトフェイシャルも効果があるというので気になっていた。
他社さんの脱毛器もHPで見ていたのですが、フォレストさんのHPの導入店さんの声を見て本当に効果が良さそうだなと思ったからです。 - 機器を導入する前に、どんなことに悩んでいましたか?
- 脱毛器の購入を検討している時にIPLが良いか流行りのSHRが良いのかどちらが良いか分かりませんでした。
他社さんのSHRの脱毛器が置いてあるサロンさんに1年程通っていたのですが、コロナで期間が空いたのもあったと思いますが、毛がまた生えてきたので、SHRが良いかIPLが良いか迷っていました。 - フォレストを選んで(購入を決めて)良かった点
- フォレストさんの脱毛器はIPLもSHRも両方機能が付いていますし、2回の施術で今まで月に2回自己処理をされていたお客様が月に1回の自己処理でよくなったとお喜びいただいておりまして、脱毛の効果も本当に実感しております。
また、フォトフェイシャルは目に見えて結果が出ているので、初回のお試しで施術された方が回数券で続けてくださっています。6回.12回券もよく動いています。
あとはパックをしている待ち時間の20分間で脱毛をされるお客様もいらっしゃいまして、1パーツ4,400円で例えば、脇と腕で20分8.800円の単価アップに繫がっています。
結果が出るのでお客様もお喜びいただいておりますし、私も施術の単価あがって嬉しいです。 - その他ご質問、ご要望等がございましたら
- 特にございません。
引き続き宜しくお願いいたします。
Photo Body miniについて詳しくはこちらから>>>
まとめ
フォレストシンフォニーでは、SHR脱毛に限らず、さまざまな種類の脱毛機を取り揃えています。
目指すサロン像が違えば、最適な機器も変化します。
サロン様のニーズとトレンドにあわせて、最良の機器をご提案させていただけるよう整えています。
ご導入いただいたサロン様には、結果出しに欠かせない脱毛知識をご提供。
未経験の方でも、初月から利益を上げられるようサポートさせていただいています。
サロン経営に関する「エステサロン開業セミナー」も随時開催中。
助成金を活用して脱毛機導入を検討されている方へのセミナー、集客やカウンセリングに特化したセミナーと随時開催しています。
ニーズに合う機器のご提案、ご相談のみでも承っています。お気軽にご相談ください。